再生医療
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PRP治療と幹細胞治療の違いは?特徴と選び方を比較
PRP治療と幹細胞治療の違いは?特徴と選び方を比較
膝や肩などの痛みが続き、再生医療を調べる中で、「PRP治療と幹細胞治療の違いが分からない」「自分にはどちらが合うのだろう」と迷う方は少なくありません。両者は使用するものや治療工程、費用、身体への負担などが異なります。
本記事では、それぞれの特徴や期待されること、リスク、選ぶ際の判断基準を分かりやすく解説します。治療の適応は症状や検査結果によって異なるため、自己判断せず医師へ相談することが大切です。
この記事を読んで分かること
☑ PRP治療と幹細胞治療の基本的な違い
☑ それぞれの治療方法と治療までの流れ
☑ 期待されることと効果の限界
☑ 費用・治療期間・身体への負担の違い
☑ 治療や医療機関を選ぶ際の確認ポイント

PRP治療と幹細胞治療の違い
PRP治療と幹細胞治療の大きな違いは、治療に使用するものと、投与までの工程です。PRP治療では、患者さま自身の血液から血小板を多く含む血漿成分を作製し、関節や腱などへ投与します。
一方、幹細胞治療では、患者さんの脂肪などから採取した細胞を加工・培養し、関節内や血管内などへ投与する方法です。どちらも再生医療の分野なのですが、同じ治療ではありません。また、幹細胞治療がPRP治療よりも上位の治療という意味でもありません。
主な違いを整理すると、次のようになります。
PRP治療は、血液の遠心分離だけで比較的工程が少ないのですが、幹細胞治療では組織採取や幹細胞の抽出、細胞加工(培養)といった工程が複雑で大きな手間と技術力が必要となります。
ただ、「軽症ならPRP治療、重症なら幹細胞治療」と単純に分けることはできません。治療の適応は、痛みの原因、病状の進行度、画像所見、これまでの治療歴などを踏まえて医師が判断します。
治療には厚生労働省への届出が必要で一般的な医療機関では実施できないため、再生医療での治療が認められていて、これまでの実績や経験・知見が豊富なクリニックでご相談されることをお勧めします。
PRP治療とは
PRP治療とは、患者さま自身の血液から作製した「PRP(多血小板血漿)」を患部様へ投与する治療です。PRPとは「Platelet-Rich Plasma」の略称です。採取した血液を遠心分離し、血小板を多く含む血漿部分を取り出して使用します。
血小板には、出血時に血液を固める働きがあることをご存知の方も多いかもしれませんが、ほかにも組織の修復過程に関わる成長因子を放出(サインを出す)し、幹細胞を呼び込んで傷を修復させる働きがあります。
PRP治療は、こうした成分を利用して組織修復に関わる反応を促すことを目的とした治療方法です。
整形外科領域では、変形性膝関節症や腱・靱帯の障害、スポーツ外傷などに対して行われています。また美容外科では肌再生やAGAにも用いられています。
なお、PRPには、血小板由来の成分の加工方法が異なるAPSやPRP-FD、その他にも以下のような種類があります。
| 名称 | 主な特徴 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| PRP | 患者さま自身の血液から、血小板を多く含む血漿成分を作製し、患部へ投与する方法 | 血小板濃度や白血球の含有量、作製方法は医療機関によって異なる |
| PRP-FD | PRP由来の成分を加工し、凍結乾燥した状態で使用する方法 | 一般的なPRPとは、加工方法や投与までの工程が異なる |
| PFC-FD | 血小板由来の成長因子などを含む成分を加工し、凍結乾燥したもの | PRPそのものを投与する方法とは限らず、含まれる成分や加工方法を確認する |
| APS | 自身の血液から、炎症に関わる反応を調整する成分などを濃縮して使用する方法 | 対象となる症状、作製方法、期待される作用を確認する |
※名称が似ていても、作製方法、含まれる成分、保存方法、投与方法は同一ではありません。具体的な治療内容は医療機関へ確認してください
幹細胞治療とは
幹細胞治療とは、患者さま自身の脂肪などから組織を採取し、そこに含まれる幹細胞を分離・培養したうえで、関節内などの問題がある部分に向けて注射したり、内科的、脳神神経や脊髄(一部では注射)系の後遺症に対しては点滴で投与する治療です。
当院では、腹部などの脂肪組織から採取した間葉系幹細胞を用いています。ただし、「幹細胞治療」という名称は、同一でも使用する細胞の培養方法や採取部位、投与方法が異なる複数の治療が含まれます。すべての「幹細胞治療」が同じ内容というわけではありません。
幹細胞治療は、その名の通り、幹細胞が持つ性質を活かすシンプルな治療法です。それだけに幹細胞の品質が何よりも大切です。投与時の生存率や患部への定着率などを高めるためには新鮮で元気な幹細胞を投与せねばなりません。
この部分は非常に大切です。詳しくは当院のWEBサイトでご確認いただきたのですが、生きた健康的で元気な幹細胞を得るためには、厚生労働省の許認可の存在や、最新の設備、エビデンスに支えられた培養方法、経験と実績、手間暇を惜しまない培養士の存在などが求められます。
幹細胞の特徴は、自らと同じ性質を持つ細胞を増やす「自己複製能」と、一定の条件下でほかの種類の細胞へ変化する「分化能」があげられます。幹細胞から分泌される成長因子や、細胞同士の情報伝達に関わる物質であるサイトカインなどが、炎症や組織修復に関わる環境へ働きかける可能性も研究されています。
一般的な自己脂肪由来幹細胞治療では、診察や検査を行った後、脂肪組織を採取します。採取した組織から幹細胞を分離・培養し、細胞数や無菌性などを確認したうえで投与します。そのため、採取から投与までに数週間かかる場合があります。
治療に伴うリスクとしては、投与部位の痛みや腫れのほか、脂肪採取による痛み、内出血、傷痕などが生じる可能性があります。
なお、よく耳にするエクソソ-ム治療や幹細胞上清液を用いた施術と幹細胞治療は同じものではありません。幹細胞治療は細胞そのものを使用しますが、エクソソームは細胞培養で用いられる、幹細胞を取り去った後の残った培養液です。尚、エクソソ-ムは幹細胞上清液に含まれる成分の一種です。
ご注意いただきたいのは、幹細胞治療は再生医療安全性確保法といい法律に定められた治療法ですが、エクソソーム(幹細胞上清液)は、再生医療法には含まれていないため、安全性を含め、治療内容や位置づけが大きく異なります。混同されがちですが、全くの別物です。。
期待できることと注意点
PRP治療や幹細胞治療は、組織の修復や、炎症を調整する働きを利用する治療ですが。治療の目的や期待できる範囲は、病気の種類や進行度によって異なります。そのため、経験が豊富な再生医療専門クリニックにお問合せまたはカウンセリングをお受けになることをお勧めします。
対象となる症状
治療の対象になるかどうかは、病名だけでは決まりません。PRP治療は、次のような症状や病気に対して検討されます。
臨床で検討されることがある症状の例
- □ 変形性ひざ関節症
- □ テニス肘やゴルフ肘
- □ 膝蓋腱炎やアキレス腱障害
- □ 足底腱膜炎
- □ 腱や靱帯の損傷
- □ 肉離れなどのスポーツ外傷
- □ 肌再生、AGA
「幹細胞治療」は、次のような症状や病気に対して検討されます。
臨床で検討されることがある症状の例
- □ 変形性ひざ関節症
- □ 変形性股関節症
- □ 半月板損傷
- □ 腱板損傷
- □ 糖尿病
- □ 肝臓疾患
- □ 脳卒中の後遺症
- □ 脊髄損傷の後遺症
- □ 肌再生、AGA、ED
ただし、同じ病名でも、関節の変形、半月板や靱帯の状態、炎症の程度、筋力、日常生活への影響は一人ひとり異なります。
治療の適応は、主に次の要素から判断します。症状が重いから幹細胞治療が適しているとは限りません。関節の構造的な変化が大きい場合には、PRP治療や幹細胞治療で期待できる範囲が限られる可能性があります。
反対に、比較的軽い症状であれば、運動療法や生活動作の見直しなどで対応できる場合もあります。
効果には個人差がある
PRP治療や幹細胞治療の効果には個人差があります。一般的な治療と同じく、すべての人に同じ変化が現れるわけではなく、治療前に医師と十分な意思疎通をお願いいたします。
治療後の経過には、次のような要素が関係すると考えられます。
- 痛みの原因
- 病状や組織損傷の程度
- 症状が続いている期間
- 年齢や全身状態
- これまで受けた治療
- リハビリや生活改善の実施状況
例えば、変形性膝関節症では、軟骨の状態だけでなく、半月板、靱帯、脚の変形、筋力なども痛みに影響します。
治療によって痛みが軽くなった場合でも、組織の状態まで回復したとは限りません。治療の目的が痛みの軽減なのか、歩行機能の改善なのかを事前に確認しておくことが大切です。また、効果が現れるまでの期間や持続期間も一律ではありません。
リスクと身体への負担
PRP治療と幹細胞治療は、患者さん自身の血液や細胞を使う方法です。しかし、自己由来であってもリスクがまったくないわけではありません。
PRP治療では、採血や注射に伴い、痛み、腫れ、熱感、内出血などが現れることがあります。幹細胞治療では、細胞を投与する処置に加えて、脂肪などを採取する負担があります。
治療前には、持病や感染症、現在服用している薬について医師へ伝えましょう。特に、血液を固まりにくくする薬を服用している場合は、医師へ相談してください。
費用と治療期間の違い
PRP治療と幹細胞治療は自由診療として提供され、公的医療保険が適用されません。自由診療では、費用は原則として全額自己負担です。一般に、幹細胞治療はPRP治療より高額になる傾向があります。細胞の採取、加工、培養、品質確認など、複数の工程を必要とするためです。
高額な治療ほど効果が高いとは限りませんが費用だけでなく、治療の目的、期待できる範囲、負担やリスクを含めて比較する必要があります。
どちらを選ぶかの判断基準
PRP治療と幹細胞治療のどちらを選ぶかは、治療名や費用だけで決めるものではありません。
次の項目を総合的に確認します。
- □ 痛みの原因と診断
- □ 病状や損傷の程度
- □ これまで受けた治療
- □ 治療によって目指す状態
- □ 身体への負担
- □ 費用と通院のしやすさ
- □ 再生医療以外の選択肢
PRP治療は比較的少ない工程で行える一方、幹細胞治療では組織採取や培養が必要になります。しかし、工程が多い治療ほど効果が高いとは限りません。医師に相談する際は、次のような質問をすると治療内容を理解しやすくなります。
| 比較項目 | PRP治療 | 幹細胞治療 |
|---|---|---|
| 治療の目的 | 血小板由来の成分を利用し、痛みや組織修復に関わる反応へ働きかける | 細胞や細胞から分泌される成分を利用し、炎症や組織修復に関わる環境へ働きかける |
| 採取方法 | 腕などから採血する | 腹部などから脂肪組織を採取する方法がある |
| 身体への負担 | 主に採血と患部への注射による負担 | 組織採取と細胞投与の両方に伴う負担 |
| 投与までの期間 | 当日に投与できる方法もある | 細胞を培養する場合は、投与まで数週間かかることがある |
| 費用 | 作製方法や投与回数によって異なる | 採取、加工、培養、品質確認を伴うため高額になる傾向がある |
| 治療後の対応 | 経過観察やリハビリを行う場合がある | 経過観察に加え、採取部位の確認やリハビリを行う場合がある |
| 主な限界 | 病状や損傷の程度によっては、十分な変化が得られない場合がある | 細胞治療であっても、重度の構造的な変化を元に戻せるとは限らない |
症状の重さや治療費だけで、どちらが適しているかを判断することはできません。診断、画像所見、治療歴、身体への負担、治療の目的を踏まえて医師と相談します。
症状の重さだけでは決まらない
「軽症ならPRP治療、重症なら幹細胞治療」という分け方があります。PRPから進めて改善されない場合に幹細胞治療に進むというものです。また両方をパックにしている医療機関もあります。それぞれ良さを取り入れるためで、まずはPRPを行い、培養後に幹細胞を投与するという流れです。
尚。痛みの強さと、画像上の関節や組織の損傷が一致しないことがあります。画像では変形が進んでいても、実施の痛みが少ない方がいる一方、変形が軽くても強い痛みを感じられている場合もあります。
重度の変形がある場合は、手術など別の治療が適切なこともあります。治療名を先に決めるのではなく、診断と治療目標を明確にすることが大切です。
標準治療との関係
PRP治療や幹細胞治療は、標準的な治療と切り離して考えるものではありません。
整形外科領域では、病状に応じて次のような治療が検討されます。
- ・運動療法やリハビリ
- ・体重管理や生活動作の見直し
- ・鎮痛薬などの薬物療法
- ・ヒアルロン酸注射などの注射療法
- ・装具療法
- ・手術療法
再生医療は、標準治療より優れている治療や、必ず手術を避けられる治療ではありません。標準治療だけでは十分な変化が得られない場合に、新たな選択肢の一つとして検討されるものです。
また、再生医療を受けても、リハビリや運動療法が必要になる場合があります。治療後の生活や身体の使い方まで含めて計画することが大切です。現在受けている治療や服薬を、自己判断で中止しないようにしましょう。いずれにしても信頼のできるクリニック選びが大切です。
医療機関を選択のヒント(確認項目)
PRP治療や幹細胞治療を検討するときは、費用や広告上の印象だけで医療機関を選ばないことが大切です。確認したい項目を以下にまとめましたので参考にしていただければ幸いです。
再生医療は、再生医療等安全性確保法の対象となる治療では、対応する症状ごとに医療機関が厚生労働省へ再生医療等提供計画を提出し、届け出た内容に沿って治療を提供する必要があります。この提供計画が提出されていない治療は行うことができません。
次のような説明には注意しましょう。
- ・「必ず治る」「誰にでも効果がある」と断定していないか
- ・リスクや効果が得られない可能性を説明しないか
- ・高額な治療ほど優れているように説明していないか
- ・検査をせずに治療の適応を決めていないか
- ・標準治療や手術を一方的に否定していないか
- ・契約や支払いを急がせていないか
- ・受けようとする治療を厚生労働省に届けているのか
- ・幹細胞治療にあっては、適切な細胞培養が行われているか(冷凍、解凍などの言葉に注意)
説明に疑問が残る場合は、その場で治療を決めずに、同意文書などは持ち帰って検討することも選択肢です。それを嫌がるような医療機関は避けた方が無難です。
| 注意したい説明・対応 | 確認したい説明・対応 |
|---|---|
| 「必ず治る」「誰にでも効果がある」と断定する | 効果には個人差があり、十分な変化が得られない可能性も説明している |
| 治療のメリットだけを強調する | リスク、身体への負担、治療の限界についても説明している |
| 高額な治療ほど優れているように説明する | 症状や検査結果に基づき、複数の治療方法を比較している |
| 十分な診察や検査をせずに適応を決める | 診察や画像検査を行い、痛みの原因や病状を確認している |
| 標準治療や手術を一方的に否定する | 薬、リハビリ、注射、手術を含めた選択肢を説明している |
| 契約や支払いを急がせる | 同意文書や費用明細を確認し、検討する時間が設けられている |
| 治療後の対応や相談先が明確でない | 経過観察の方法や、症状が生じた場合の連絡先が説明されている |
医師に相談して見極める
PRP治療と幹細胞治療の違いを理解しても、自分に適している治療を自己判断することはできません。膝や肩などの痛みには、関節の変形だけでなく、腱や靱帯の損傷、神経の圧迫、骨折、感染症など、さまざまな原因があります。原因が異なれば、必要な治療も変わります。
受診前には、次の内容を整理しておくと診察が進めやすくなります。
- ・症状が始まった時期
- ・痛みが出る動作
- ・腫れ、熱感、しびれの有無
- ・日常生活や仕事への影響
- ・これまで受けた治療
- ・現在服用している薬
- ・持病や手術歴
- ・治療によって改善したいこと
| 確認項目 | 整理しておく内容 |
|---|---|
| 症状の経過 | いつから症状が始まり、どのように変化しているか |
| 痛みが出る場面 | 歩行、階段、立ち上がり、運動など、痛みが出やすい動作 |
| 痛み以外の症状 | 腫れ、熱感、しびれ、動かしにくさなどの有無 |
| 生活への影響 | 仕事、家事、外出、睡眠、スポーツへの支障 |
| これまでの治療 | 薬、注射、リハビリ、手術などの治療歴と、その後の変化 |
| 服用中の薬 | 処方薬、市販薬、サプリメントを含めた服用状況 |
| 持病・手術歴 | 現在治療中の病気、過去の病気や手術、アレルギーなど |
| 治療の目標 | 痛みの軽減、歩行の改善、仕事やスポーツへの復帰など、改善したいこと |
再生医療を希望して受診しても、診察の結果、別の治療が適していると判断される場合があります。治療を受けられるかどうかだけでなく、何を目的とする治療なのか、どのような限界があるのかを医師へ確認しましょう。
PRP治療と幹細胞治療に関するQ&A
Q.PRP治療と幹細胞治療はどちらが効果的ですか?
一律にどちらが効果的とはいえません。症状の原因、病状の程度、対象部位、治療方法などによって異なります。幹細胞治療の方が高額だから効果も高いというわけではありません。診察や検査結果をもとに医師が判断します。まずは悩むよりも相談に進みましょう。
Q.軽症ならPRP、重症なら幹細胞治療ですか?
必ずしもそうではありませんが、症状の強さと、組織の損傷や関節変形の程度が一致しないことがあります。変形が進んでいる場合には、どちらの治療でも期待できる範囲が限られる可能性があります。信頼できるクリニック、医師にご相談ください。
Q.PRP治療や幹細胞治療で軟骨は再生しますか?
軟骨が完全に元の状態へ戻るとは限りません。特にPRPは、痛みや機能の改善を目的として行われることはありますが、組織の再生を保証する治療ではありません。治療の目的と期待できる範囲を医師へ確認しましょう。
Q.自分の血液や細胞を使うため安全ですか?
自己由来の血液や細胞を使用する場合でも、リスクが一切なくなるわけではありません。痛み、腫れ、出血、感染などが起こる可能性があります。幹細胞治療では、脂肪採取に伴う負担もあります。
PRP治療や幹細胞治療は保険適用ですか?
多くは自由診療として行われ、公的医療保険が適用されない場合があります。治療費は医療機関や治療内容によって異なるため、検査や経過観察を含む総額を確認してください。
Q再生医療を受ければ手術を避けられますか?
再生医療を受けても、手術が不要になるとは限りません。関節の構造的な変化が大きい場合など、手術が適切な選択になることがあります。標準治療を含め、複数の選択肢を比較することが大切です。
まとめ・PRP治療、幹細胞治療の違い
PRP治療と幹細胞治療は、どちらも再生医療で厚生労働省への届出が必要すが、使用するものや治療工程、身体への負担、費用、治療までの期間が異なります。PRP治療は自身の血液から作製した多血小板血漿を用い、幹細胞治療では脂肪などから採取・加工した細胞を使用する方法があります。
ただし、幹細胞治療がPRP治療より優れている、重症であれば幹細胞治療が適している、と単純に判断することはできません。治療の効果には個人差があり、十分な変化が得られない可能性や、痛み・腫れ・感染などのリスクもあります。
まずは症状の原因や病状を診察・検査で確認し、標準治療を含めた選択肢を比較することが大切です。再生医療を検討する場合も、期待できること、限界、リスク、費用について医師から説明を受け、納得したうえで判断しましょう。


