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再生医療・用語集

Glossary of Regenerative medicin

再生医療の治療でよく聞かれる用語をまとめました。
ご不明点は、お問い合わせください。

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iPS細胞(人工多能性幹細胞)

あいぴーえすさいぼう(じんこうたのうせいかんさいぼう) / induced pluripotent stem cells (iPS cells)

iPS細胞とは、体細胞に特定の遺伝子を導入することで、多能性を持つ幹細胞に初期化したものを指します。これにより、さまざまな細胞や組織に分化させることが可能となり、再生医療や創薬研究において革新的なツールとして期待されています。

アルツハイマー病

あるつはいまーびょう / Alzheimer's disease

アルツハイマー病は、進行性の認知機能低下を特徴とする神経変性疾患です。脳内にアミロイドβタンパク質が蓄積し、神経細胞の機能障害や死滅を引き起こします。iPS細胞技術を用いて患者由来の神経細胞を作製し、病態解明や新たな治療法の開発が進められています。(出典:Kyoto University Cira)

1型糖尿病

いちがたとうにょうびょう / type 1 diabetes

1型糖尿病は、自己免疫反応により膵臓のβ細胞が破壊され、インスリン分泌が著しく低下または消失する疾患です。主に若年層で発症します。

遺伝子治療

いでんしちりょう / gene therapy

遺伝子治療とは、疾患の原因となる遺伝子の異常を修正・補充・抑制することで、病気の治療や予防を目指す医療技術です。具体的には、正常な遺伝子の導入や異常遺伝子の修正を行い、細胞レベルでの機能回復を図ります。

インプラント型再生軟骨

いんぷらんとがたさいせいなんこつ / implant-based regenerative cartilage

インプラント型再生軟骨とは、損傷した軟骨の再生を目的として、人工材料や自己由来の細胞を用いて作製された軟骨組織を指します。これにより、関節機能の回復や痛みの軽減が期待されます。

エクソソーム

えくそそーむ / exosome

エクソソームは、細胞から分泌される直径30~150ナノメートル程度の小胞で、タンパク質やRNAなどを含み、細胞間の情報伝達に関与します。疾患の診断マーカーや治療手段としての応用が研究されています。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)

えぬけーさいぼう(なちゅらるきらーさいぼう) / natural killer (NK) cells

NK細胞(Natural Killer Cell)は、自然免疫を担うリンパ球の一種で、ウイルス感染細胞やがん細胞を特異的な認識なしに攻撃します。活性化によって腫瘍細胞や感染細胞を破壊する能力を持ち、インターフェロンγや腫瘍壊死因子(TNF)を分泌して免疫応答を調節します。がん免疫療法の研究でも重要な役割を果たしています。

NK療法(免疫細胞療法)

えぬけーりょうほう(めんえきさいぼうりょうほう) / NK cell therapy (immune cell therapy)

NK免疫細胞療法は、患者自身のNK細胞を体外で増殖・活性化させ、再び体内に戻す治療法です。特にがん治療において、腫瘍を直接攻撃する効果が期待されています。また、他家由来のNK細胞を用いるアプローチも開発されています。この治療は、免疫系の強化を目的とした個別化医療の一環として注目されています。

オートファジー

おーとふぁじー / autophagy

オートファジーは、細胞が自らの不要なタンパク質や損傷した細胞小器官を分解し、再利用する自己分解機構です。細胞の恒常性維持やストレス応答、老化や疾患の進行に深く関与しています。

角膜内皮細胞

かくまくないひさいぼう / corneal endothelial cells

角膜内皮細胞は、角膜の最内層に位置し、角膜の透明性を維持するために重要な役割を果たします。これらの細胞は、角膜内に浸透した水分を排出するポンプ機能を持ち、角膜のむくみを防ぎます。しかし、角膜内皮細胞は再生能力が低く、損傷や加齢により減少すると、角膜の透明性が失われる可能性があります。

化生

かせい / metaplasia

化生とは、ある種類の成熟した細胞が別の種類の成熟した細胞に置き換わる現象を指します。これは、組織が慢性的な刺激や炎症にさらされた際に、防御的な反応として起こることがあります。例えば、喫煙者の気道上皮細胞が扁平上皮に置き換わることなどが挙げられます。

滑膜幹細胞

かつまくかんさいぼう / synovial stem cells

滑膜幹細胞は、関節内の滑膜に存在する幹細胞で、軟骨、骨、脂肪、筋肉など多様な細胞に分化する能力を持ちます。そのため、関節疾患の再生医療において、軟骨修復や再生を目的とした治療法として注目されています。

肝炎

かんえん / hepatitis

肝炎は、肝臓に炎症が生じる疾患で、原因としてウイルス(A型、B型、C型など)、アルコール、薬剤などが挙げられます。急性肝炎では発熱や黄疸、慢性肝炎では肝硬変や肝臓がんへの進行リスクがあります。ウイルス性肝炎の治療には抗ウイルス療法が行われます。

肝硬変

かんこうへん / liver cirrhosis

肝硬変は、肝臓の慢性的な炎症による線維化が進行し、正常な肝細胞が失われて肝臓の機能が低下する疾患です。肝炎ウイルスやアルコール摂取が主な原因で、黄疸、腹水、意識障害(肝性脳症)などの症状が現れます。治療には原因疾患への対処、栄養管理、合併症の治療が含まれます。

幹細胞

かんさいぼう / stem cells

幹細胞は、自己複製能と多分化能を持つ未分化な細胞です。自己複製能とは、自身と同じ能力を持つ細胞を作り出す能力であり、多分化能とは、特定の刺激に応じてさまざまな種類の細胞に分化する能力を指します幹細胞は、発生段階や分化能力により分類され、再生医療や創薬研究において重要な役割を果たしています。

関節鏡手術

かんせつきょうしゅじゅつ / arthroscopic surgery

関節鏡手術(Arthroscopic Surgery)は、関節鏡という小型カメラを用いて関節内を観察し、同時に治療を行う低侵襲手術です。膝、肩、肘、足首などの関節疾患に広く適用され、術後の回復が早いのが特徴です。

間葉系幹細胞

かんようけいかんさいぼう / mesenchymal stem cells

間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cells, MSCs)は、骨髄、脂肪組織、臍帯などに存在し、骨、軟骨、脂肪、筋肉、神経など多様な細胞に分化する能力を持つ体性幹細胞の一種です。また、免疫調節作用や抗炎症作用も持ち、再生医療や組織工学の分野で広く研究されています。

くも膜下出血

くもまくかしゅっけつ / subarachnoid hemorrhage

くも膜下出血は、脳を覆うくも膜下腔に血液が流入する状態で、動脈瘤の破裂が主な原因です。突発的な激しい頭痛、嘔吐、意識障害が特徴で、高い致死率と重篤な後遺症が伴います。治療には、動脈瘤を閉塞するクリッピング術やコイル塞栓術が行われます。

血漿

けっしょう / plasma

血漿は、血液の液体成分であり、血液全体の約55%を占めます。水、電解質、タンパク質、ホルモン、栄養素、老廃物などを含み、これらの物質を全身に運搬する役割を果たします。

血小板

けっしょうばん / platelet

血小板は、血液中に存在する小さな無核の細胞片で、血液凝固と止血に重要な役割を果たします。血管が損傷すると、血小板は損傷部位に集まり、血栓を形成して出血を止める働きを持ちます。

腱板損傷

けんばんそんしょう / rotator cuff injury

腱板損傷(Rotator Cuff Injury)とは、肩関節を安定させる役割を持つ「腱板」と呼ばれる筋肉群やその腱が損傷する状態を指します。主に加齢や過度な使用、外傷などが原因で発生し、肩の痛みや可動域の制限を引き起こします。

腱板断裂

けんばんだんれつ / rotator cuff tear

腱板断裂(Rotator Cuff Tear)は、腱板の一部または全体が断裂した状態を指します。部分断裂と完全断裂があり、症状の程度や治療法は断裂の規模や患者の活動レベルによって異なります。

骨髄液

こつずいえき / bone marrow fluid

骨髄液は、骨の内部にある骨髄腔を満たしている液体で、造血活動をサポートする環境を提供しています。骨髄液は、造血幹細胞や前駆細胞を含む血液細胞の生成と成熟に必要な栄養素やサイトカインなどを運搬します。

再生医療

さいせいいりょう / regenerative medicine

再生医療とは、損傷や機能不全に陥った組織や臓器を、細胞や組織を用いて修復・再生させる治療法を指します。幹細胞の分化能と自己複製能を活用し、従来の治療法では困難だった疾患や損傷の治療に新たな可能性を提供します。

再生医療等安全性確保法

さいせいいりょうとうあんぜんせいかくほほう / Act on the Safety of Regenerative Medicine

再生医療等安全性確保法は、日本において再生医療等の提供に関する安全性を確保するための法律です。再生医療、遺伝子治療、細胞治療などの高度な医療技術に対し、安全かつ適正な提供を目的としています。

再生医療等委員会

さいせいいりょうとういいんかい / Committee on Regenerative Medicine

再生医療等委員会は、医療機関が作成した再生医療等の提供計画を審査・評価するための組織です。専門家による審査を通じて、安全性や倫理的妥当性を確認します。

臍帯血

さいたいけつ / umbilical cord blood

臍帯血は、出産時に胎盤と臍帯(へその緒)に含まれる血液で、造血幹細胞や間葉系幹細胞など多くの幹細胞を含んでいます。これらの幹細胞は、白血病や再生不良性貧血などの血液疾患の治療に利用されるほか、再生医療の分野でも注目されています。

臍帯血幹細胞

さいたいけつかんさいぼう / umbilical cord blood stem cells

臍帯血幹細胞とは、臍帯血に含まれる幹細胞のことで、特に造血幹細胞や間葉系幹細胞が含まれます。これらの幹細胞は、血液細胞や骨、軟骨、脂肪など多様な細胞に分化する能力を持ち、再生医療や細胞治療の分野で活用が期待されています。

サイトカイン

さいとかいん / cytokine

サイトカインは、細胞間の情報伝達を担う低分子量のタンパク質で、免疫応答や炎症反応、細胞の増殖・分化など多くの生理的プロセスに関与します。インターロイキン、インターフェロン、腫瘍壊死因子(TNF)などが代表的なサイトカインです。

細胞培養加工施設

さいぼうばいようかこうしせつ / cell processing facility

細胞培養加工施設は、再生医療で使用される細胞を培養・加工するための施設で、安全性と品質が求められます。設置には法規制があり、設備や運用基準が厳格に管理されています。

歯髄幹細胞

しずいかんさいぼう / dental pulp stem cells

歯髄幹細胞は、歯の中心部にある歯髄から採取される幹細胞で、神経細胞、骨、軟骨、脂肪など多様な細胞に分化する能力を持ちます。そのため、神経再生や歯の再生、骨再生などの再生医療分野での応用が期待されています。

指定難病

していなんびょう / designated intractable disease

指定難病とは、日本の厚生労働省が定める、原因不明で治療法が確立されておらず、長期にわたり療養を必要とする疾患のことです。これらの疾患は患者数が少なく、医療費助成などの公的支援が行われています。

脂肪肝

しぼうかん / fatty liver

脂肪肝は、肝細胞に過剰な脂肪が蓄積した状態で、飲酒(アルコール性脂肪肝)や肥満、糖尿病などの生活習慣(非アルコール性脂肪肝)が原因となります。多くの場合は無症状ですが、放置すると肝硬変や肝臓がんのリスクがあります。治療は生活習慣の改善が基本です。

食道狭窄

しょくどうきょうさく / esophageal stricture

食道狭窄は、食道の一部が狭くなることで、食物の通過が困難になる状態を指します。原因としては、炎症、瘢痕形成、腫瘍などがあり、症状として嚥下困難や胸部の違和感が現れます。治療法としては、内視鏡的拡張術や外科的手術が行われます。

心筋細胞

しんきんさいぼう / cardiomyocytes

心筋細胞は、心臓の筋肉を構成する細胞で、収縮機能を持ち、血液を全身に送り出す役割を果たします。心筋細胞の損傷や死滅は心不全などの原因となるため、再生医療による心筋細胞の再生が研究されています。

神経幹細胞

しんけいかんさいぼう / neural stem cells

神経幹細胞は、神経系の未分化な細胞で、ニューロン(神経細胞)やグリア細胞などに分化する能力を持ちます。中枢神経系の損傷や変性疾患の治療において、神経幹細胞を用いた再生医療が期待されています。

CPC(細胞培養加工施設)

しーぴーしー(さいぼうばいようかこうしせつ) / cell processing center (CPC)

CPC(Cell Processing Center)は、再生医療に必要な細胞を安全かつ高品質で培養・加工する施設を指します。無菌環境や厳格な管理体制が求められ、国の基準を満たす必要があります。

成長因子

せいちょういんし / growth factor

成長因子は、細胞の増殖、分化、生存、移動などを制御するタンパク質やペプチドの総称です。これらは主に細胞間の情報伝達を担い、組織の修復や再生において重要な役割を果たします。例として、血小板由来成長因子(PDGF)、表皮成長因子(EGF)、線維芽細胞成長因子(FGF)などが挙げられます。これらの因子は、再生医療や創薬の分野で活用されています。

脊髄損傷

せきずいそんしょう / spinal cord injury

脊髄損傷(Spinal Cord Injury)は、外傷や疾患により脊髄が損傷を受け、運動機能や感覚機能、自律神経機能に障害が生じる状態を指します。損傷の部位や程度により、四肢麻痺や対麻痺などの症状が現れます。

線維芽細胞

せんいがさいぼう / fibroblasts

線維芽細胞は、結合組織の中に存在し、コラーゲンやエラスチンなどの細胞外マトリックス成分を生成する細胞です。これにより、組織の構造を支え、傷や炎症後の修復過程にも寄与します。また、線維芽細胞は創傷治癒のプロセスで重要な役割を担い、組織再生医療の研究対象としても注目されています。

先進医療

せんしんいりょう / advanced medical care

先進医療とは、公的医療保険の適用外であるものの、科学的根拠に基づき、実用化が期待される新しい治療法や診断法を指します。厚生労働省が指定したものが対象となり、患者は自己負担で受けることができます。例として、再生医療、陽子線治療、遺伝子治療などが含まれます。

体性幹細胞

たいせいかんさいぼう / somatic stem cells

体性幹細胞(Somatic Stem Cells)は、成体の体内に存在する幹細胞で、特定の組織や臓器の細胞を生み出し、修復や再生を行う能力を持ちます。多能性は限定的で、主に所属する組織の細胞に分化します。例として、造血幹細胞、神経幹細胞、間葉系幹細胞などが含まれます。

他家細胞

たかさいぼう / allogeneic cells

他家細胞とは、患者以外の他者から採取された細胞を指します。移植医療や再生医療で利用されることがあり、ドナーから提供された細胞を用います。拒絶反応のリスクがあるため、HLA型の適合や免疫抑制薬の使用が必要となる場合があります。

多血小板血漿(PRP)

たけっしょうばんけっしょう(ぴーあーるぴー) / platelet-rich plasma (PRP)

多血小板血漿(Platelet-Rich Plasma, PRP)は、血液を遠心分離して血小板を濃縮した血漿です。血小板に含まれる成長因子やサイトカインが組織の修復や再生を促進するため、スポーツ医学や美容医療、歯科治療などで応用されています。例えば、怪我の治療や関節炎の改善、肌の再生を目的に用いられます。

多能性幹細胞

たのうせいかんさいぼう / pluripotent stem cells

多能性幹細胞(Pluripotent Stem Cells)は、胚盤胞や人工的に作られたiPS細胞(人工多能性幹細胞)などが含まれ、胚外組織を除くほぼすべての細胞や組織に分化する能力を持ちます。再生医療や創薬研究において非常に重要な役割を果たしています。

多分化能

たぶんかのう / multipotency

多分化能は、幹細胞が多様な種類の細胞や組織に分化する能力を指します。例えば、造血幹細胞は血液中のすべての細胞に分化でき、多能性幹細胞は胚外組織以外のほぼすべての細胞に分化する能力を持ちます。この特性が、再生医療や治療研究において幹細胞を活用する根拠となります。

提供計画(再生医療等安全性確保法)

ていきょうけいかく(さいせいいりょうとうあんぜんせいかくほう) / provision plan (Act on the Safety of Regenerative Medicine)

再生医療等の提供に際し、医療機関は治療計画(提供計画)を作成し、厚生労働省に届け出る必要があります。計画には、治療の目的、手順、使用する細胞加工物の詳細、リスク管理体制などが記載されます。

糖尿病

とうにょうびょう / diabetes mellitus

糖尿病(Diabetes Mellitus)は、血液中のブドウ糖濃度が慢性的に高くなる代謝疾患で、インスリンの分泌不足や作用不全が原因です。主に1型糖尿病と2型糖尿病に分類されます。

投与

とうよ / administration

投与は、薬剤や治療法を患者に適用する行為を指します。投与方法には、経口投与、注射、静脈内投与、局所投与などがあり、薬剤の効果や副作用に影響を与える重要な要素です。

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)

なちゅらるきらーさいぼう(えぬけーさいぼう) / natural killer cells (NK cells)

ナチュラルキラー細胞は、免疫系の一部を構成するリンパ球で、生まれながらにして感染細胞や腫瘍細胞を攻撃する能力を持ちます。抗体や事前の感作なしに標的細胞を破壊できる点が特徴です。ウイルス感染症やがん治療、免疫調節療法において重要な役割を果たしています。

ナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)

なちゅらるきらーてぃーさいぼう(えぬけーてぃーさいぼう) / natural killer T cells (NKT cells)

ナチュラルキラーT細胞は、NK細胞とT細胞の両方の性質を持つ特殊なリンパ球です。脂質抗原を認識してサイトカインを大量に分泌し、感染防御や腫瘍の抑制、自己免疫疾患に関与します。免疫応答の調節において重要な役割を果たしており、新しい免疫療法のターゲットとしても注目されています。

2型糖尿病

にがたとうにょうびょう / type 2 diabetes

2型糖尿病は、インスリン抵抗性とインスリン分泌の相対的不足が組み合わさった疾患で、生活習慣や遺伝的要因が関与します。中高年に多く見られますが、近年では若年層の発症も増加しています。

乳歯幹細胞

にゅうしかんさいぼう / deciduous tooth stem cells

乳歯幹細胞は、脱落した乳歯の歯髄から採取される幹細胞で、歯髄幹細胞と同様に多様な細胞への分化能力を持ちます。将来的な自己細胞治療のためのバイオバンク(細胞保存)が注目されています。

脳梗塞

のうこうそく / cerebral infarction

脳梗塞は、脳の血管が血栓や塞栓により閉塞し、酸素や栄養が届かなくなることで、脳組織が壊死する疾患です。主な原因は動脈硬化や心房細動などです。治療法には、血栓溶解療法や血管内治療が含まれます。迅速な診断と治療が後遺症の軽減に重要です。

脳出血

のうしゅっけつ / cerebral hemorrhage

脳出血は、脳内の血管が破れて出血する疾患です。高血圧が主な原因であり、出血による脳圧の上昇が症状を引き起こします。突然の頭痛、意識障害、麻痺などが典型的な症状で、緊急対応が必要です。外科的治療や血圧管理が治療の中心です。

胚性幹細胞(ES細胞)

はいせいかんさいぼう(いーえすさいぼう) / embryonic stem cells (ES cells)

胚性幹細胞(Embryonic Stem Cell)は、受精卵から発生する胚盤胞の内部細胞塊から得られる多能性幹細胞です。あらゆる種類の体細胞に分化する能力を持ち、再生医療や創薬研究の分野で非常に重要な役割を担っています。しかし、倫理的な議論も伴うため、使用には慎重な規制が設けられています。

半月板損傷

はんげつばんそんしょう / meniscal injury

半月板損傷(Meniscal Injury)は、膝関節内にある半月板が損傷する状態を指します。スポーツ外傷や加齢による変性が主な原因で、膝の痛みや腫れ、可動域制限が生じます。

副作用

ふくさよう / side effect

副作用とは、医薬品や治療法によって引き起こされる本来の治療目的とは異なる望ましくない効果を指します。これには軽微なものから重篤なものまで含まれ、治療や医薬品の使用に際して起こります。

副反応

ふくはんのう / adverse reaction

副反応は、特に予防接種などの生体に外的要因を導入した際に起こる、免疫応答や生理的反応を指します。一般的に、発熱、腫れ、倦怠感などの一過性の反応を含むが、稀に重篤な症状が現れる場合があります。

未病

みびょう / presymptomatic condition

未病とは、病気ではないが健康でもない状態を指し、東洋医学の概念に由来します。この状態では、病気が顕在化する前に予防や健康管理を行うことで、症状の進行を防ぐことを目指します。生活習慣の改善、適切な食事、運動、ストレス管理などが未病対策として重要視されています。

ミューズ細胞

みゅーずさいぼう / Muse cells

ミューズ細胞(Multilineage-differentiating Stress-Enduring Cells)は、成人の体内(骨髄、脂肪組織、臍帯など)に存在する多能性幹細胞の一種で、損傷した組織に対して自然に集積し、修復を促す能力を持っています。ミューズ細胞は、肝臓、心臓、脳などさまざまな組織へ分化可能で、拒絶反応が少ない特性から再生医療の新しいツールとして注目されています。

免疫細胞

めんえきさいぼう / immune cells

免疫細胞は、病原体や異常細胞(がん細胞など)から体を守る免疫系の主要な構成要素です。以下のような種類があります:
・NK細胞(NK細胞療法)ナチュラルキラー細胞、感染細胞や腫瘍細胞を自然に攻撃。
・T細胞:細胞性免疫を担い、感染細胞や腫瘍細胞を直接攻撃。
・B細胞:抗体を産生して液性免疫を担当。
・マクロファージ:異物を貪食し、抗原提示を行う。
・樹状細胞:抗原提示を行い、免疫応答を誘導。
再生医療の免疫細胞療法は、がんや感染症などの疾患を治療するために、患者の免疫細胞の機能を強化したり修正したりする治療法です。そのため、がん治療の選択肢として注目され、日本はもとより、世界中で研究が進められています。

羊膜間葉系幹細胞

ようまくかんようけいかんさいぼう / amniotic mesenchymal stem cells

羊膜間葉系幹細胞は、胎盤の羊膜層に存在する間葉系幹細胞で、骨、軟骨、脂肪、筋肉、神経など多様な細胞に分化する能力を持ちます。また、免疫調節作用や抗炎症作用も備えており、再生医療や免疫疾患の治療において注目されています。

リソソーム

りそそーむ / lysosome

リソソームは、細胞内の老廃物や不要な物質を分解する酵素を含む小胞です。細胞の「廃棄物処理場」として、細胞内の恒常性維持に重要な役割を果たします。また、リソソーム機能の異常は、神経変性疾患やリソソーム病の原因となります。

臨床研究

りんしょうけんきゅう / clinical research

臨床研究とは、ヒトを対象に行う医学研究で、病気の原因や診断法、治療法を科学的に評価することを目的としています。

リンパ球

りんぱきゅう / lymphocyte

リンパ球は、免疫応答を担う白血球の一種で、体を守る免疫系の中核を成す重要な細胞です。以下の種類に分類されます:
・T細胞:感染細胞や腫瘍細胞を直接攻撃。
・B細胞:抗体を産生して病原体を中和。
・NK細胞:自然免疫の一部として、非特異的に病原体を攻撃。

レシピエント(Recipient)

れしぴえんと / recipient

レシピエントは、移植医療において、臓器、組織、細胞を提供される受給者を指します。ドナー(提供者)とのHLA適合性が重要で、適合しない場合は拒絶反応のリスクが高まります。レシピエントの免疫抑制療法が移植の成功に不可欠です。

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リボーンクリニック6つの強み

  • 01

    大阪国際再生医療細胞培養センター

    最新の知見 / 学術連携

    大阪大学の細胞研究室と連携
    明確なエビデンスと高度な治療の提供
    常に最新知見に更新する先進性

  • 02

    大阪国際再生医療細胞培養センター

    幹細胞の鮮度 / 品質にこだわり

    投与時、生存率96%以上
    新鮮で効果的な幹細胞を培養
    国の許可を得た大規模培養施設

  • 03

    大阪国際再生医療センター

    再生医療機関が集結

    再生医療の要「3つの施設」が連携
    クリニック + 細胞加工施設 + リハビリセンター
    センター内連携の大きな強み

  • 04

    リボ―ンクリニック大阪院

    経験豊富な名医が集結

    再生医療の学会でも活躍
    知見、経験が豊かな医療TEAM
    最適な治療を提案します

  • 05

    リボ―ンクリニック大阪院

    患者さまが中心です

    症状や、お悩みにしっかり寄添います
    おひとり一人を大切にして親切丁寧
    親身な治療を心掛けます

  • 06

    大阪国際再生医療リハビリセンター

    最新のリハビリ環境

    最高の設備と環境、経験豊富な理学療法士
    をはじめとしたリハビリチームが
    全面的に治療をフォローします

  • 1

    再生医療で最重要
    最高品質・幹細胞培養技術

    最高レベルな幹細胞生存率
    患者様からお預かりした大切な幹細胞は、厳しい管理のもと、経験豊富な培養士が熟練の技術と、最新の培養機器を用いて培養。

    • 細胞の生存率は96%以上
    • 抗生剤や酵素、色素等使わず、冷凍も解凍もしない最強幹細胞を実現

    幹細胞の質(再生する力)

  • 2

    先端医療が大阪梅田に集結
    再生医療に最適な環境を実現

    再生医療にとって最適な環境を実現

    • 最先端「大阪国際再生医療センター」に3つの重要施設が連携
    • リボーンクリニック大阪院は、最先端レベルの治療環境
    • 大阪国際再生医療細胞培養センターは、大阪大学と学術連携
    • 先端リハビリ施設との連携し、再生医療治療を最適化しています

    治療環境の最適化

リボーンクリニック大阪院は、厚生労働省、厚生労働大臣に
再生医療等提供計画を受理された安心いただける再生医療の専門クリニックです

厚生労働省 第三種再生医療等提供計画 届出済

  • 自己脂肪由来幹細胞を用いた糖尿病の治療
  • 自己脂肪由来幹細胞を用いた脊髄損傷の治療
  • 自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害の治療(2億)
  • 自己脂肪由来幹細胞を用いたEDの治療
  • 自己脂肪由来幹細胞を用いた変形性関節症の治療
  • 自己脂肪由来幹細胞を用いた顔面萎縮症・皮膚再生治療
  • 自己脂肪由来幹細胞を用いた慢性疼痛の治療(2億)
  • 自己脂肪由来幹細胞を用いた毛髪組織の治療
  • 自己脂肪由来幹細胞を用いた歯周組織再生治療
  • 自己脂肪由来幹細胞を用いた歯槽骨再生の治療
  • 悪性腫瘍の予防に対する自家NK細胞療法
  • 多血小板血漿を用いた変形性関節症の治療

安心して受診いただくために

リボーンクリニック大阪院は、国が定めた「再生医療等の安全性の確保等に関する法律(再生医療安全性確保法)」に基づき、適切な手続きを経て再生医療を提供しています。 この治療を行うには、厚生労働省が高度な審査能力を認めた「特定認定再生医療等委員会」による厳しい審査をクリアしたうえで、厚生労働省に届出て受理される必要があります。

リボーンクリニック大阪院は、これらすべての基準を満たし、国が定めた正規のプロセスを経て再生医療を提供いたします。安心してご受診ください。

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  • 休診日:不定休