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膝の痛み 再生医療の効果・種類・注意点を総まとめ

膝の痛み 再生医療の効果・種類・注意点を総まとめ

年齢を重ねるにつれて、立ち上がるたびにズキッと痛む膝。


― 「もう歳だから仕方ない」

― 「手術はしたくない」と痛みを我慢していませんか?


最近では、こうした膝の悩みに対して“再生医療”という新しい選択肢が注目されていることをご存知でしょうか。

膝の痛み 再生医療に興味を示されたのなら、おそらく薬や注射が効かなくなったり、手術を避けたいと感じているのではないでしょうか。
本記事では、変形性膝関節症をはじめとする膝の慢性的な痛みに対し、主役級の「幹細胞治療」やその他、PRP療法、APS療法などの再生医療がどのようなものかを丁寧に解説します。

また、治療の種類や効果、自由診療の費用相場、再生医療の受けられないケース、再発防止の生活習慣まで、必要な情報も網羅しています。

これまでの治療で限界を感じている方へ。
本記事が、あなたの新しい一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

  • この記事で分かること

  • ・膝の痛みの主な原因と再生医療が有効なケース
  • ・幹細胞治療・PRP・APSなどの再生医療の種類と特徴
  • ・保険診療と自由診療の違いや費用相場
  • ・再生医療を受けられない条件や注意点
  • ・痛みの再発を防ぐ生活習慣とリハビリの重要性

 

膝の痛み 再生医療

 

膝の痛み 再生医療とは何か?

再生医療とは、身体が本来持っている「自己修復力」を活用して、損傷した組織を修復し、機能の回復を目指す治療法です。中でも膝の再生医療は、手術を避けたい方にとって、有力な選択肢のひとつになっています。

これまで膝の痛みに対する治療といえば、薬物療法やヒアルロン酸注射などの「保存療法」か、人工関節などの「外科手術」のいずれかでした。しかし最近は、その中間に位置する再生医療が実用化され、膝の症状を根本から改善できる方法として注目を集めています。

再生医療にはいくつか種類があります。膝の治療において代表的なのが「幹細胞治療」や「PRP(多血小板血漿)療法」です。これらは患者さまご自身の細胞や血液を活用して行うため、拒絶反応のリスクが少なく、安全性が高いという特徴があります。また、注射による施術となるため、入院を必要とせず日常生活に大きな支障をきたさない点も魅力です。

初めて耳にする方にとっては難しく感じるかもしれませんが、「手術をしなくても膝の痛みが改善できるかもしれない」という希望を与えてくれるのが再生医療です。

 

  • ポイントまとめ
  • ・再生医療は身体の自己修復力を活かす治療法
  • ・膝の治療では幹細胞治療やPRP療法が主流
  • ・拒絶反応が少なく、安全性が高い入院不要で生活への負担が少ない

 

膝の痛みの原因と変形性膝関節症

膝の痛みの最も一般的な原因の一つが「変形性膝関節症」です。

これは関節内の軟骨がすり減り、骨同士がぶつかることで炎症や痛みを引き起こす疾患です。特に中高年以降に多く、加齢や体重増加、O脚などの影響で進行しやすい傾向があります。

日常的に膝を酷使する仕事やスポーツを続けていると、軟骨への負担が蓄積し、徐々に関節が変形していきます。最初は「朝、歩き始めると膝が痛む」といった軽い違和感から始まりますが、進行すると階段の上り下りや正座が困難になるケースも少なくありません。

特に注目すべきは、この疾患が進行性、“ゆっくり悪化する”という特徴です。急激な痛みではなく、じわじわと症状が進行するため、「年齢のせいだろう」と見過ごされやすいのです。その結果、診断や治療のタイミングが遅れてしまうこともあります。

初期の段階で適切な治療を行えば、進行を抑えたり、痛みを軽減したりすることが可能です。早期発見と対応が、膝の健康を長く保つ鍵になります。膝に、それまでの日常に無い違和感を感じたら早めに整形外科をご受診されることをお勧めします。

 

  • 変形性ひざ関節症の代表的な要因

  • ・加齢による軟骨のすり減り
  • ・肥満やO脚などの負担増
  • ・運動不足による筋力低下
  • ・過去の膝のけがや炎症

 

保存療法と手術の限界とは

膝の治療において、保存療法と手術の選択は非常に悩ましいテーマです。多くの場合は、まずは「保存療法」を選ぶことになりますが、これだけでは根本的な改善につながりません。

保存療法とは、ヒアルロン酸注射や痛み止めの服用、リハビリ等、運動療法などによって症状の進行を遅らせたり、痛みを緩和したりする治療で実のところ対症療法でしかありません。比較的軽度の段階であれば有効でもあるのですが、軟骨の損傷が進んでいる場合は、効果が限定的になってしまいます。

一方で、手術は「人工関節置換術」がメインで、関節の構造を大きく変える治療となります。進行した変形性膝関節症には、多くの場合、この方法しかありませんでした。しかし、大掛かりな手術に対する不安、合併症のリスク、入院や長期的なリハビリが必要と、身体的な負担が大きく、高齢者や持病のある方には適応自体が難しいことがあります。

そうなると痛みを我慢しながらの生活を続けるしかないという状況になってしまいます。

こうした背景から、保存療法と手術の「間」を埋める再生医療への関心が高まっているのです。注射だけで行える再生医療は、侵襲性(体への負担)が低く、擦り減った軟骨の再生を期待できる、根本的な効果を期待できるうえ、通院だけで治療を継続できるというメリットがあります。

 

  • 主な制限ポイントと利点
  • ・保存療法では軟骨の再生は難しい(対症療法)
  • ・手術は効果が大きい反面、身体への負担も大きい
  • ・高齢者や持病のある方には選択しにくい
  • ・手術、入院といった負担が無い
  • ・軟骨を修復、再生できる可能性から根本治療が叶う
  • ・中間的な選択肢として再生医療が注目されている

 

再生医療の定義と注目される理由

再生医療とは、損傷した臓器や組織の再生を目的として、細胞や成長因子などを用いて修復・再構築を促す治療法のことです。特に近年では、自己治癒力を高めることで「治らないと思われていた病気」に対しても希望が持てる医療として注目を集めています。

保険診療の限られた選択肢を超える第三の選択肢ともいえるものです。

本来、私たちの体には自然に傷を修復する力が備わっています。しかし、軟骨や神経などは血流が乏しく、自己修復が難しい部位でした。しかし、再生医療では、分化能力(なんにでも変身できる力)を持った幹細胞や血小板の成長因子などを活用し、こうした回復が難しかった部位に投与することで補修や修復ができるという画期的な治療法です。

例えば、膝関節の治療においても、手術を避けたい人にとって切らずに治療できる再生医療は大きな希望です。注射での治療が主となるため、体への負担が少なく、仕事や家庭の都合で入院が難しい方にも適しています。また、副作用のリスクも低く、体に優しい治療方法であるため、安全面でも選ばれやすいのです。

これらの理由から、再生医療は「次世代の治療」として整形外科をはじめ、急速に広がりを見せています。

 

  • 再生医療が注目される背景
  • ・自己治癒力を活かす治療法である
  • ・手術不要・通院可能で日常生活に優しい
  • ・副作用のリスクが比較的少ない、身体に優しい治療法
  • ・高齢化社会に対応する新しい医療ニーズにマッチ

 

膝の痛みと再生医療の関係

膝の痛みに対して再生医療が注目されているのは、「従来の治療では限界がある」と感じている方が増えているからです。特に、変形性膝関節症のように慢性的な痛みを伴う疾患では、薬や注射だけでは十分な効果が得られない場合が往々にしてあります。

膝関節は加齢や使いすぎによって軟骨がすり減るため、一度傷ついた軟骨は自然には元に戻りません。痛みを除くための治療をしても、結局は根本的な改善ができないあため、最後には手術以外に方法がなくなってしまうのです。

しかし、再生医療では幹細胞や血液由来のPRP治療では、軟骨の修復や炎症の緩和を図ることができます。これにより、膝の痛みを軽減しつつ、根本的な問題である、機能の回復にもつながる期待が持てるのです。また、初期や中等度の段階で治療を行えば、進行を抑えることも可能です。

特筆すべきは、再生医療の多くが注射のみで実施可能という点です。日常生活を送りながら通院治療ができることは、多忙な社会人や高齢者にとって大きなメリットではないでしょうか。

 

  • 再生医療が選ばれる理由
  • ・従来の治療では効果が不十分な場合が多い
  • ・軟骨の再生や炎症の抑制が期待できる
  • ・日常生活を続けながら治療できる
  • ・手術に不安を感じる人の選択肢となる

 

膝の痛み 再生医療の具体的な選択肢

膝の再生医療には、いくつかの方法が存在します。それぞれに特徴があるため、症状の段階や患者の希望に応じて選択しなければなりません。

代表的なのが「幹細胞治療」です。主にお腹や太ももから採取した脂肪の中にある幹細胞を抽出・培養し、膝関節に注入することで軟骨の再生や炎症の改善を促します。入院や手術の必要がない身体に優しい治療である点が魅力です。

次に「PRP療法(多血小板血漿療法)」という患者さま自身の血液を採取し、血小板を濃縮した液体(PRP)を注射します。血小板には組織の修復を促す成長因子が含まれており、自己治癒力を活かし炎症を抑えて痛みを抑える、自然な回復を目指すものです。ただ軟骨の再生させる力はないといわれています。

さらに進化形として「APS療法」や「成長因子療法」といった選択肢も登場しています。これらはPRPの成分をさらに濃縮・精製し、より強力な抗炎症・修復効果を狙うものです。

手術に近い選択肢としては「自家培養軟骨移植術」や「骨軟骨柱移植術」もありますが、これらは入院や手術が必要となるため、比較的重症例に適しています。

 

治療法名 主な目的 対象症状 効果の持続性 主な副作用 費用目安(自由診療)※
幹細胞治療 組織の再生 中~重度の変形性膝関節症 数ヶ月~年単位 腫れ・違和感など 100万~150万円前後
PRP療法 組織修復促進 軽~中等度の関節痛 数週間~数ヶ月 一時的な腫れ 10万~20万円前後
APS療法 炎症の抑制 中等度の関節炎、慢性痛 数ヶ月 注射部位の痛み 20万~30万円前後
成長因子療法 炎症抑制と修復 軽度の軟骨損傷や痛み 数週間~数ヶ月 非常に少ない 10万~15万円前後

 

  • ※費用は、各医療機関や患者さまの症状によって変化します。
  • ・当院では、幹細胞治療、PRP治療を行っています。
  • ・カウンセリングにお越しいただければ症状を確認の上、お見積りさせていただきます。もちろん、無理に治療をお勧めすることはございませんので安心してご予約ください。
  •  → 来院予約・事前無料相談

 

幹細胞治療とは?脂肪由来幹細胞に注目

幹細胞治療は、再生医療の中でも注目度の高い治療法です。特に、脂肪由来の幹細胞を使った膝の治療は、切らずに改善を目指す画期的な選択肢として支持されています。

幹細胞とは、体内のさまざまな細胞に変化できる能力を持つ特殊な細胞のことです。皮膚や骨、軟骨などに分化することで、損傷した組織を修復・再生する力が期待されています。中でも、皮下脂肪に含まれる「脂肪由来幹細胞」は、比較的採取しやすく安全性も高いため、膝の再生医療では主流になっています。

治療では、患者のお腹や太ももからごく少量の脂肪を採取し、そこから幹細胞を分離・培養して関節内に注入します。局所麻酔で行うため身体への負担も少なく、入院も必要ありません。症状の程度にもよりますが、治療後は数週間〜数カ月で痛みの軽減や可動域の改善が報告されています。

ただし、公的保険が効かない自由診療であるため、費用が高いことや、効果の現れ方に個人差があることがあります。また、脂肪採取や注射後の腫れ・内出血が一時的に起こることもあります。

 

  • 幹細胞治療のポイント
  • ・自己脂肪から幹細胞を抽出・培養して使用
  • ・軟骨の修復や炎症の抑制が期待される
  • ・局所麻酔+日帰りで可能な低侵襲治療
  • ・自由診療で費用は高め、効果にも個人差あり

 

PRP療法とは?血小板の力で修復促進

PRP療法は、患者自身の血液を活用することで自然治癒力を引き出す治療法です。関節や靭帯などの損傷に対し、安全かつ短時間で施術できるため、アスリートをはじめ一般の方にも広く利用されています。

PRPとは「多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)」の略で、血小板を多く含む血液の成分です。血小板には、損傷部位の修復を促す成長因子が含まれており、これを膝関節などの患部に注射することで、修復や炎症の緩和をサポートします。

治療の流れはシンプルで、まず30〜50mL程度の血液を採取し、専用の遠心分離機で血小板を濃縮。その後、患部に直接注入するという流れです。施術は外来で完結し、日常生活への影響もほとんどありません。

ただし、PRP療法はあくまで“自己修復力の補助”であるため、すでに進行している変形性膝関節症や大きな軟骨欠損には効果が限定的になることもあります。また、注射後に軽度の腫れや熱感が生じる場合がありますが、数日で自然に治まります。

 

  • PRP療法の特徴
  • ・自己血液を利用する自然治癒型の治療
  • ・成長因子による修復・炎症軽減が期待される
  • ・外来で実施でき、ダウンタイムも短い
  • ・効果の程度は疾患の進行度によって異なる

 

APS療法とは?関節内の炎症バランスを整える

APS療法は、PRP療法をさらに進化させた治療法として登場しました。目的は、関節内でバランスを崩した炎症のメカニズムを整え、痛みや腫れをコントロールすることにあります。

APSとは「自己タンパク質溶液(Autologous Protein Solution)」の略で、患者自身の血液から得られる高濃度のタンパク質成分を使って治療を行います。PRPと同様に採血から始まりますが、その後の処理によって炎症性サイトカインを抑える抗炎症因子を抽出するのが特徴です。

この治療法では、炎症を引き起こす物質と、それを抑える物質のバランスを整えることに焦点を当てています。特に初期~中等度の変形性膝関節症に対して高い除痛効果が期待され、従来のPRPよりも長期的な効果が得られるケースも報告されています。

ただし、治療後に一時的な痛みや腫れが出る場合があり、過度の運動は数日間控える必要があります。また、自由診療のため費用は10万円台後半〜30万円前後と、やや高額になる傾向があります。
 

  • APS療法の注目点
  • ・抗炎症に特化した治療法である
  • ・炎症性サイトカインのバランスを調整
  • ・PRPよりも長期間の除痛効果が期待できる
  • ・費用面とダウンタイムには個人差がある

 

成長因子療法とは?副作用が少ない新治療

PRP療法は、患者自身の血液を活用することで自然治癒力を引き出す治療法です。関節や靭帯などの損傷に対し、安全かつ短時間で施術できるため、アスリートをはじめ一般の方にも広く利用されています。

PRPとは「多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)」の略で、血小板を多く含む血液の成分です。血小板には、損傷部位の修復を促す成長因子が含まれており、これを膝関節などの患部に注射することで、修復や炎症の緩和をサポートします。

治療の流れはシンプルで、まず30〜50mL程度の血液を採取し、専用の遠心分離機で血小板を濃縮。その後、患部に直接注入するという流れです。施術は外来で完結し、日常生活への影響もほとんどありません。

ただし、PRP療法はあくまで“自己修復力の補助”であるため、すでに進行している変形性膝関節症や大きな軟骨欠損には効果が限定的になることもあります。また、注射後に軽度の腫れや熱感が生じる場合がありますが、数日で自然に治まります。

 

  • PRP療法の特徴
  • ・自己血液を利用する自然治癒型の治療
  • ・成長因子による修復・炎症軽減が期待される
  • ・外来で実施でき、ダウンタイムも短い
  • ・効果の程度は疾患の進行度によって異なる

 

自家培養軟骨移植術とは?重症例への対応法

自家培養軟骨移植術は、損傷の大きな膝軟骨を修復するための本格的な外科的再生医療です。これまで選択肢がなかった重症例に対して行われることがありますが、手術を避けるこができる幹細胞治療などの再生医療ではありません。

また、すでに関節が変形してしまったり、軟骨が擦り減って無くなった状態や、軟骨の欠損が大きな場合には、自家培養軟骨による治療は難しいとされます。

この治療法では、患者自身の健康な軟骨の一部を関節鏡で採取し、それを専門の施設で数週間かけて培養・増殖。その後、欠損している部分に移植して再生を促します。自家組織を使用するため、拒絶反応が起こりにくく、長期的な関節機能の改善が目指せるのが特徴です。

一方で、手術が2回必要になる(採取・移植)ため、身体への負担や入院期間が伴います。加えて、術後には数カ月にわたるリハビリも必要となるため、治療への意思と体力が求められます。

すでに保険診療の対象となっている場合もあり、条件を満たせば費用の負担を軽減することも可能です。特にスポーツ選手や若年層の外傷性軟骨損傷に対して、有効性の高い選択肢とされています。

 

  • 自家培養軟骨移植術のポイント
  • ・自分の軟骨を採取・培養して患部に移植
  • ・中〜重度の軟骨欠損に対して有効
  • ・入院と長期リハビリが必要
  • ・関節や骨が変形している場合は適応できない
  • ・軟骨の欠損範囲が大きいと適応は難しい

 

骨軟骨柱移植術とは?軟骨損傷への外科的アプローチ

骨軟骨柱移植術は、外傷やスポーツによって損傷した膝関節の軟骨を物理的に修復する、外科的な再生医療の一つです。軟骨の一部がはがれ落ちたような明確な欠損部に対し、直接的かつ即効的な対応が可能となる治療です。

この手法では、患者自身の健常な部位から細い円柱状の骨と軟骨を複数本採取し、それを損傷部位へ精密に移植します。いわば「欠けた軟骨をパーツで埋める」ようなイメージです。関節鏡を用いるため、比較的侵襲を抑えながら手術が行える点が特徴です。

成功すれば早期の関節機能回復が期待できますが、採取できる正常な部位が限られているため、大規模な軟骨欠損には適しません。また、全身麻酔と入院を要するため、十分な術前評価が不可欠です。

施術を担当する医師の技術によって結果に差が出ることもあるため、信頼できる整形外科医を選ぶことが、成功への第一歩になります。

 

  • 骨軟骨柱移植術の要点
  • ・正常な軟骨を円柱状に採取して欠損部に移植
  • ・外傷性の局所的な軟骨損傷に有効
  • ・大掛かりな外科的手術
  • ・全身麻酔と入院が必要
  • ・手術の質は医師の経験に左右される

 

再生医療のメリットと期待できる効果

再生医療には、従来の保存療法や外科手術では得られなかった「根本的な改善」が期待されるという大きなメリットがあります。これまで痛み止めやヒアルロン酸注射に頼るしかなかった方にとって、新たな選択肢となり得る治療法です。

当院が行う再生医療は幹細胞治療です。一番の利点は、自分自身の細胞を使うため、拒絶反応のリスクが非常に低いことです。幹細胞やPRPなど、体内から採取した成分を使って治療を行うため、アレルギーや感染のリスクを抑えることができます。

また、注射のみで完結するため、入院不要で日常生活への影響が少ないのも魅力です。仕事や家事などで忙しく、入院や手術が難しい方にも向いています。さらに、初期~中等度の関節症に対しては、進行抑制や機能改善といった効果が報告されており、早期の対応でより高い成果が見込めます。

もちろん、すべての人に劇的な改善が見られるわけではありません。しかし、痛みの軽減、可動域の改善、日常生活の質(QOL)の向上といった点では、多くの実績が積み重ねられています。興味がございましたら、まずは無料相談や、ご来院を予約いただき、カウンセリングをお受けください。

 

  • 再生医療の主な効果と利点
  • ・拒絶反応の心配が少ない
  • ・入院不要・生活を続けながら治療可能
  • ・痛みの軽減や機能改善が期待できる
  • ・自然治癒力を引き出し、軟骨を修復、進行を止めたり遅らせる

 

自由診療の費用相場と保険診療との違い

再生医療の治療を検討する際、多くの方が気になるのが「費用」です。実際、保険が適用されない自由診療であるため、経済的な負担は大きくなりがちです。

自由診療では、医療機関ごとに費用の設定が異なりますが、幹細胞治療の場合はおおよそ100〜150万円程度、PRPやAPS療法では10〜30万円程度が相場です。これは保険診療のように定額ではなく、施設の技術力や設備、治療内容によって変動します。

一方で、保険診療で受けられる治療には制限があります。たとえばヒアルロン酸注射や痛み止めの投薬などは対象ですが、軟骨の再生を目的とした幹細胞治療やPRP療法は対象外となることが一般的です。つまり、「根本的な改善を目指す再生医療」を望むなら、自費治療が前提となります。

また、再生医療には先進医療や医療費控除の対象となる場合もあります。高額ではあるものの、将来的なQOL向上と天秤にかけて判断することが大切です。

 

比較項目 自由診療(再生医療) 保険診療
治療の自由度 高い(最先端治療含む) 限定的(保存療法中心)
費用 自己負担100% 一部負担(1~3割)
対象となる治療 幹細胞・PRP・APSなど 湿布・ヒアルロン酸注射・痛み止め等投薬
効果の目安 根本改善を目指す 対処療法一時的な痛みの緩和

 

  • 保険診療との主な違い
  • ・自由診療:100~150万円程度(幹細胞)、10~30万円程度(PRP)
  • ・保険診療:治療範囲が限定されており根本治療は難しい
  • ・保険適用外の分、治療の選択肢は広がる
  • ・医療費控除や保険給付対象になる場合もある

 

再生医療を受けられないケースとは?

再生医療は体に優しい治療ではありますが、すべての人に適応されるわけではありません。いくつかの医学的な条件によっては、治療を受けることが難しくなるケースもあります。

まず代表的なのが、「悪性腫瘍(がん)」の治療中または既往がある方です。幹細胞には細胞の分化や増殖を促す力があるため、がんの再発リスクを否定できないという理由から、慎重に判断されます。

次に「進行した感染症」を抱えている方もリスクが高いとされ、治療対象外になる可能性があります。これらの疾患は免疫力や回復力に影響を与えるため、治療中に予期せぬ合併症を引き起こすことがあるためです。

また、すでに膝関節に「人工関節」が入っている場合、その部位への再生医療の適用は難しいとされています。すでに人工物が入っていることで、細胞の再生が見込める環境ではなくなっているからです。

再生医療は、体にやさしい反面、適応判断には高度な専門性が必要です。医師による十分な診察と画像診断を通じて、治療の可否を見極めることが不可欠です。まずは無料相談や、ご来院を予約いただき、カウンセリングをお受けください。

 

  • 再生医療の適応外となる主な例
  • ・がんの既往や治療中の方
  • ・重度の糖尿病や感染症がある方
  • ・膝に人工関節がすでに入っている方
  • ・医師の診断で効果が期待できないと判断された場合

 

膝の痛みを再発させないための生活指導

再生医療を受けた後、膝の状態を良好に保つには「治療後の生活習慣」が非常に大切です。せっかく膝の痛みが軽減されても、普段の生活で膝に過剰な負担がかかれば、再発のリスクは高くなります。

まず意識したいのは、「体重管理」です。体重が増えるほど、膝関節には大きな負荷がかかります。特に階段の上り下りでは、体重の2〜4倍もの力が膝に加わると言われています。適切な食事と運動習慣で体重を維持することが、膝の健康維持には不可欠です。

次に「筋力の強化」が重要です。特に膝を支える太ももの筋肉(大腿四頭筋)や股関節の中殿筋などを鍛えることで、関節の安定性が高まり、負担を軽減できます。自宅でできる簡単なスクワットや、イスに座ったままできる運動もおすすめです。

また、日々の「姿勢や動作の見直し」も効果的です。無理な正座や長時間の立ち仕事、急激な動作は避けましょう。歩行時は衝撃を吸収する靴を選ぶことも、膝へのやさしさにつながります。

医師や理学療法士と相談しながら、無理のない範囲で生活を整えていくことが、再生医療の効果を最大限に引き出す秘訣です。

 

  • 膝の再発予防に役立つ生活習慣
  • ・適正体重を保つ
  • ・太ももや股関節周囲の筋力を強化する
  • ・正しい姿勢と動作を意識する
  • ・衝撃の少ない靴を履く
  • ・医師の指導に従ってリハビリを継続する

 

まとめ:膝の痛みが治らないと感じたら、再生医療という選択も視野に

「膝の痛みが治らない」「薬も注射も効かなくなってきた」——
そんな悩みを抱える方にとって、再生医療はこれまでとは異なる“根本的な改善”を目指せる選択肢です。

幹細胞治療やPRP療法、APS療法、そして成長因子療法など、今では膝の痛みに対する多彩な再生医療が登場しています。これらは、組織の修復や炎症の抑制を通じて、痛みの軽減や機能回復をサポートする治療法です。手術を避けたい、でも今のままではつらい——そんな方こそ、検討する価値があります。

もちろん、自由診療である以上、費用や効果に対する期待値、適応条件など、事前に理解すべき点もあります。また、治療後の再発予防には、生活習慣の見直しや筋力の維持が欠かせません。

もしあなたが、「膝の痛みがどうしても治らない」と感じているなら、一度、当院にてご相談いただき、再生医療という新しい選択肢を視野に入れてみてはいかがでしょうか。痛みに左右されず、前向きに動ける毎日を取り戻すために——今こそ、行動のときです。

 

医療法人香華会リボーンクリニック大阪院

 

膝の痛みの再生医療

 

|Q&A 膝の痛み 再生医療

 

Q1. 再生医療はすぐに効果が出るのですか?

A1.
治療法によって異なりますが、即効性よりも「徐々に回復していく」タイプの治療が多いです。PRP療法では数週間、幹細胞治療では数か月かけて効果を実感するケースが一般的です。

Q2. 再生医療を受けた後、運動や仕事はいつから再開できますか?

A2.
治療内容や個人の状態によりますが、多くの場合は数日〜1週間程度で日常生活に復帰できます。ただし、激しい運動は避け、医師の指導に従って段階的に再開しましょう。

Q3. 保険が使えないのに、なぜ再生医療を選ぶ人がいるのですか?

A3.
従来の保存療法や手術に限界を感じている方にとって、再生医療は「身体に優しく、根本改善が目指せる」選択肢です。費用はかかりますが、それに見合う価値を感じている人が増えています。

Q4. 高齢でも再生医療は受けられますか?

A4.
年齢だけで適応が決まることはありません。健康状態や関節の損傷具合によって判断されます。70代以降の方でも治療を受けている例は多く、まずは当院にご相談ください

Q5. 一度受けた再生医療は、何回も繰り返す必要がありますか?

A5.
効果の持続期間には個人差があります。1回の治療で改善が見られる方もいれば、症状によって変化します。そのため、数か月〜に渡って複数回治療を受けていただくケースもあります。無料相談、もしくはご来院をご予約いただきカウンセリングを受けていただければ、明確なお答えが可能です。どんな場合も無理にお勧めすることはございませんのでご安心ください。

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